• 戸田塩が
    できるまで

  • 戸田では古くから駿河湾の海水を利用した塩づくりが行われていました。
    戸田塩は約1,500年前に安康天皇に献上されたとの言い伝えも残されています。

    その伝統製法による塩づくりが地元の女性たちの手によって、地域の活性化も兼ねて1995年(平成7年)から始まりました。現在も日本一の塩を作ろうと日々活動を続けています。

  • 01

    海水を汲む

    戸田港沖合1km、駿河湾黒潮本流水深20mから海水を汲み上げます。

  • 02

    薪を準備する

    薪は他市町から提供の間伐材や流木を使用します。

  • 03

    海水を窯に移す

    汲んだ深層水をタンクへ移し替え、作業小屋へ運びます。

  • 04

    13時間火にかける

    約13~15時間かけ、ひたすら薪を燃やし、海水を煮詰めます。釜底が焦げないよう、火の調整を常に行います。

  • 05

    塩をすくう

    底にたまった塩を網で何度も繰り返しすくいあげます。

  • 06

    時間をかけてゆっくりと水を切る

    時間をかけてゆっくりと水を切り、水分を飛ばします。

  • 07

    1ヶ月大切に寝かせる

    塩小屋でクラシック音楽を聴かせながら、ゆっくりと塩を寝かせ、熟成させます。

  • 08

    パックに詰める

    包装作業も全て手作業で行います。
    1回の採塩で少量の塩しか採ることができません。

  • 09

    完成

    塩が出来るまで、約1か月半。丹精込めて作った戸田塩を皆様のお手元にお届けします。

塩の会の
歴史

  • 1995年

    戸田村女性の会にて戸田塩づくりの活動開始

  • 1996年

    静岡県コミュニティ活動賞 優良賞【静岡県コミュニティづくり推進協議会)

  • 1999年

    駿河湾深層水利用者協議会会員

  • 2001年

    NPO法人化

  • 2002年

    戸田塩商標登録

  • 2006年

    食アメニティコンテスト 会長賞【食アメニティを考える会】

  • 2007年

    農山漁村女性チャレンジ活動表彰 優良賞【(社)農山漁村女性生活活動支援協会】

    沼津朝日賞【沼津朝日新聞社】

  • 2008年

    第21回 地域文化活動 特別賞【静岡県文化財団】

    燦々ぬまづ大賞 大将賞【燦々ぬまづ推進委員会】

    農林水産大臣賞 豊かなむらづくり【農林水産省】

  • 2012年

    第10回 オーライ!ニッポン大賞【オーライ!ニッポン会議(都市と農山漁村の共生対流推進会議)農林水産省】

  • 2016年

    平成27年度 ふるさとづくり大賞 奨励賞【総務省】

    第1期 沼津ブランドプレミアム認定【沼津商工会議所】

  • 2017年

    第7回 地域再生大賞 優秀賞【地方新聞45紙と共同通信社】

  • 塩すくい
    体験

  • 海水を薪で炊いた塩をすくい上げる、めったにできない貴重な塩すくいを体験できます。

    すくい上げる作業は、製造工程で一番ワクワクする楽しい作業です!
    ぜひ採塩作業を体験してみてください。(出来立てのお塩の味見もできます。)

体験プログラム

所要時間:約40分(無料)
お申し込みはお電話でお受けしています。

お問い合わせ電話番号
0558-94-5138
【営業時間】 8:30~15:30

  • 01

    塩づくりに関する説明を聞いていただきます。
    (団体でのご参加の場合、紙芝居で説明させていただきます。)

  • 02

    駿河湾の黒潮を煮詰めた釜から塩の結晶をすくう体験をしていただきます。

  • 03

    団体でのご参加の場合、質問に答える時間を取らせていただきます。
    個人でのご参加の場合、体験中にいつでもご質問ください。

しずおか感動体験の旅「しず旅」でご紹介いただきました。